2019.09.24

東北・熊本復興支援のガラ・ディナー開催
―セルリアンタワー東急ホテル

2011年の東日本大震災、そして2016年の熊本地震の復興を支援するチャリティガラ・ディナーが、2019年10月14日(月・祝)に渋谷のラグジュアリーホテル、セルリアンタワー東急ホテルにて開催される。


セルリアンタワーボールルーム

これは世界各国の国家元首・皇室/王室の専属シェフだけが集う国際団体「Club des Chefs des Chefs」の理念である「料理を通した国際交流と社会貢献」に基づいたイベント。「Club des Chefs des Chefs」より、モナコ公国国家元首アルベール2世大公の専属料理人/宮殿料理長のクリスチャン・ガルシア氏と、スウェーデン王国の国家元首カール16世グスタフ国王の専属料理人/宮殿料理長のマグナス・レーベック氏を招聘、セルリアンタワー東急ホテルの総料理長、福田順彦氏とともに、東北・熊本の豊かな食材を用いた一夜限りのスペシャルディナーを創り上げるという趣向だ。


クリスチャン・ガルシア氏


マグナス・レーベック氏

福田料理長は日本エスコフィエ協会の会長も務める日本フランス料理界の第一人者。世界で活躍する3人の料理人が競演する夢のガラ・ディナーとなる。

被災地の生産者と未来を担う子供たちのために役立ちたいという主旨で開催される今回のガラ・ディナーは、東北や熊本の食材を使うことで生産者を支援し、特産品の普及を目指すと同時に、売上金の一部は被災地の子供たちを支援する認定NPO法人「カタリバ」と宮城県気仙沼市へと寄付されるという。


福田順彦氏

クリスチャン・ガルシア
モナコ公国 アルベール2世大公 専属料理人/宮殿料理長
1987年よりモナコ宮殿の厨房に入り、2005年より現職。公式な晩餐会で腕を振るうと同時に、アルベール大公とシャルレーヌ公妃、幼い双子の兄妹ジャック王子とガブリエラ王女の日々の食事を作る。常に新しいアイディアや食材を捜し求めてイタリアやフランスにまで自ら赴く、食材調達のプロでもある。Club des Chefs des Chefs会長。

マグナス・レーベック
スウェーデン王国 カール16世グスタフ国王 専属料理人/宮殿料理長
ニューヨークでの修業を経て2006年より宮殿に勤め、2011年に料理長就任。国王夫妻の住居であるドロットニングホルム宮殿(ユネスコ世界遺産)やストックホルム宮殿などで、王家の日常の食事から晩餐会までを手掛ける。スウェーデン料理のみならずアジア料理など世界各国の食材や料理を研究、国際色豊かな食卓の演出を心がけている。

福田順彦
セルリアンタワー東急ホテル 副総支配人・総料理長
2001年のホテル開業時に総料理長に就任。豊かな感性から生み出される情熱的な料理が食通たちに愛されている。食を通した文化交流にも積極的で、ホテルを舞台に数多くのイベントを開催。また子供の食育にも取り組んでいる。2017年一般社団法人日本エスコフィエ協会第7代会長就任、2018年にはフランス共和国政府より農事功労章オフィシエ受章。

 

セルリアンタワー東急ホテル 
東京都渋谷区桜ヶ丘26-1
Tel. 03-3476-3000
www.tokyuhotels.co.jp/cerulean-h/

お知らせ:
東北・熊本復興支援チャリティ ガラ・ディナー「宮殿の晩餐会」~モナコ・スウェーデンの
グランシェフを迎えて~ は定員に達し、現在キャンセル待ちを承っています。

東京をはじめ日本各地のホテルでは、食を通したさまざまなイベントや取り組みを行っています。
家庭画報国際版2019年秋冬号では、そんなホテルの最新のダイニングシーンをご紹介しています。