2019.10.03

100周年を迎え始動する、未来への取組み

世界各国162 都市へ就航するKLMオランダ航空は、2019年10月7日、創立以来の社名で100周年を迎える世界初の航空会社となる。周年を迎えるにあたり、ピーター・エルバース代表取締役社長兼CEOが100日前の6月29日に提唱したのが「Fly Responsibly (責任ある航行)」キャンペーン。競合他社をはじめさまざまな業界や提携会社、そして利用者に対して航空産業の未来への問題を提起し、協力を呼びかけるもので、その取組みを推進する意見広告動画の日本語版もKLM公式日本語サイトで公開された。

動画はKLMの飛行機が飛行しているシーンから始まり、KLM機に乗って世界中を旅している気分に誘う。だが実際は、飛行の様子はミニチュアのセットを使ってスタジオで撮影されたもので、飛行機では移動していないことが明らかになるという、ユーモラスな展開に。

飛行機で移動せずに、短距離では鉄道、あるいはビデオ通話などを利用した会議を推奨したり、ミニチュアセット内の看板がKLMの無償カーボンオフセットプログラムの利用を呼びかけていたりと、そこに込められているのは、航空産業全体のために、そして次世代のために残すべき、美しく持続可能な未来を実現させようというメッセージだ。

動画はこちら